フェンシングをテーマにした2人用ボードゲーム。
攻撃と受け流しの駆け引きを味わおう。
○遊び方
三つほどルールがありますが今回は「標準ゲーム」を紹介します。
※他2つは簡単な「基本ゲーム」と難しい「完全ゲーム」になります。
・準備
①お互いの使う色を決めて盤面の両端にコマと得点マーカーを置く。
これで完了。超簡単。
・ルール、進め方(「標準ゲーム」ルール)
ラウンドの開始
25枚のカードを裏側にしてシャッフルし、お互いのプレイヤーに5枚づつ配る。
残りのカードは山札として適当な所に置く。
カードは数字が振られており、1~5まである。移動と攻撃と受け流しに使う。
①手番プレイヤーは自分の手番の度に【前に移動】【後方に移動】【攻撃】のうちどれかを実行する。「何もしない」はできなない。
【移動】
手札からカードを1枚出してその数字の分だけ自分のコマを前進or後退させる。
上の画像の場合、前にも後ろにも4移動できる。
移動を行ったら手札が5枚になるように山札からカードを引く。
【攻撃】
相手と距離が等しい手札を出して攻撃する。(上の画像)
相手に【受け流し】をされなければ(攻撃が成功すれば)勝利する。
【受け流し】
攻撃を受けた防御側のプレイヤーは、手番の初めに【受け流し】を行わなくてはいけない。受け流しを行うには相手の出したカードと同じ数字のカードを出さないといけない。
受け流しが成功後、通常通り【移動】または【攻撃】のを行える。
②ラウンドの終了
攻撃を成功させたプレイヤーが勝利。またルール上可能な行動がとれなくなったプレイヤーは敗北する。(移動や攻撃が出来ない手札の状況など)
「標準ゲーム」で山札がなくなった場合は即座にゲームが終了する。
プレイヤーの手札を公開して【攻撃】に使えるカードの枚数が多い方が勝利、同数の場合はより盤上を進んだ方が勝利。
勝利したプレイヤーは得点マーカーを1つ進め、5回得点マーカーを進めるまでラウンドを繰り返す。
○面白いと思う箇所
・ドローの運とプレイング能力の塩梅が良い。
・一進一退の駆け引きが楽しい。
・カードのカウンティングで相手の動きが予想できる。